日本最古の現役木造小学校舎と八つ墓村の舞台、「吹屋」
岡山県高梁市成羽町の吹屋ふるさと村に行って来ました
吹屋地区は、江戸時代から銅山と良質なベンガラ(銅を精錬する時に出る生成物、酸化第二鉄のことで赤色顔料として使われる)の産地として栄えた町です
現在は、格子扉に石州瓦の敷き詰められた妻入型の家並みが国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています
吹屋ふるさと村

古い建物は映画「釣りバカ日誌」などのロケでも使用されたそうです




確かに趣きのある街並みではあるのですが、お盆休み期間だというのに観光客は少なく、お土産屋なども閉まっていたりと、少々寂しい雰囲気でした
吹屋ふるさと村から150mほど離れた場所にある、「高梁市立吹屋小学校」

20世紀初頭に竣工した校舎は、現役で使用されている日本最古の小学校校舎として有名だったのですが、在籍児童数の減少により2011年度末での廃校が決定され、2012年3月31日を以って廃校となりました

今後は岡山県指定文化財として保存され、閉校から6年後には資料館として開館予定

つい半年前まで、ここで学校授業が行われていたとはにわかに信じられない趣です


現在は建築物保護のため校舎内には入ることは出来なかったので、窓から内部を撮影
まだ学校として使われていた気配が強く残っています



講堂の内部は綺麗に片付いていました



プールは最近出来たものなのか、かなり綺麗でした(使用されていないので水は濁っていますがw)
吹屋の街よりも見学している人が多く、小さな集落には不釣合いともいえる立派な建物で、私が行った時は外観を観るだけでしたが十分に見応えが有りました
現在、内部に入ることはできないのですが、8月18日・19日、9月22日・23日、11月3日・4日に内部の特別公開が行われるみたいなので、気になった方は行ってみてはいかがでしょうか
大きな地図で見る
広兼邸
銅山とベンガラ製造を営み巨大な財を成した庄屋が建てた巨大な邸宅で、映画「八つ墓村」の舞台「多治見家」のロケ地となった事でも有名

吹屋ふるさと村から南へ約3km、車を走らせていて見つけた時は、城塞かと見紛うような石垣に圧倒されました

桜門造りの門構え、正に横溝正史「八つ墓村」の世界に紛れ込んだような気にさえなります

三菱系だった広兼家当主が東京へと引越し、留守居が2代に渡って家を守っていたのですが、1984年に町の文化財に指定されると、翌1985年2月に広兼家より県に寄付され、現在は自由に見学ができるようになっています
入館料は300円






約780坪もの敷地には、本宅、離れ座敷、長屋、土蔵など全56部屋があり、もはや個人の邸宅だったとは思えないほどの豪邸で、当時の広兼氏の豪商ぶりが伺えます
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吹屋地区は、江戸時代から銅山と良質なベンガラ(銅を精錬する時に出る生成物、酸化第二鉄のことで赤色顔料として使われる)の産地として栄えた町です
現在は、格子扉に石州瓦の敷き詰められた妻入型の家並みが国の重要伝統的建造物保存地区に指定されています
吹屋ふるさと村

古い建物は映画「釣りバカ日誌」などのロケでも使用されたそうです




確かに趣きのある街並みではあるのですが、お盆休み期間だというのに観光客は少なく、お土産屋なども閉まっていたりと、少々寂しい雰囲気でした
吹屋ふるさと村から150mほど離れた場所にある、「高梁市立吹屋小学校」

20世紀初頭に竣工した校舎は、現役で使用されている日本最古の小学校校舎として有名だったのですが、在籍児童数の減少により2011年度末での廃校が決定され、2012年3月31日を以って廃校となりました

今後は岡山県指定文化財として保存され、閉校から6年後には資料館として開館予定

つい半年前まで、ここで学校授業が行われていたとはにわかに信じられない趣です


現在は建築物保護のため校舎内には入ることは出来なかったので、窓から内部を撮影
まだ学校として使われていた気配が強く残っています



講堂の内部は綺麗に片付いていました



プールは最近出来たものなのか、かなり綺麗でした(使用されていないので水は濁っていますがw)
吹屋の街よりも見学している人が多く、小さな集落には不釣合いともいえる立派な建物で、私が行った時は外観を観るだけでしたが十分に見応えが有りました
現在、内部に入ることはできないのですが、8月18日・19日、9月22日・23日、11月3日・4日に内部の特別公開が行われるみたいなので、気になった方は行ってみてはいかがでしょうか
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広兼邸
銅山とベンガラ製造を営み巨大な財を成した庄屋が建てた巨大な邸宅で、映画「八つ墓村」の舞台「多治見家」のロケ地となった事でも有名

吹屋ふるさと村から南へ約3km、車を走らせていて見つけた時は、城塞かと見紛うような石垣に圧倒されました

桜門造りの門構え、正に横溝正史「八つ墓村」の世界に紛れ込んだような気にさえなります

三菱系だった広兼家当主が東京へと引越し、留守居が2代に渡って家を守っていたのですが、1984年に町の文化財に指定されると、翌1985年2月に広兼家より県に寄付され、現在は自由に見学ができるようになっています
入館料は300円






約780坪もの敷地には、本宅、離れ座敷、長屋、土蔵など全56部屋があり、もはや個人の邸宅だったとは思えないほどの豪邸で、当時の広兼氏の豪商ぶりが伺えます
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